2007年12月に読んだ本忙しい師走だけど沢山読みたいな。*114冊目 12月2日 「そのときは彼によろしく」 市川拓司 小さなアクアショップを営む「ぼく」のもとに、一人の美しい女性が アルバイトにやってくる。 やがて二人の間にあった不思議な縁が、ぼくの人生を動かし始める。 市川拓司テイストたっぷりのファンタジックな青春小説。 *115冊目 12月10日 「エイジ」 重松清 ぼくの名はエイジ。東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンにある 中学の二年生。 その夏、町には連続通り魔事件が発生して、犯行は次第に エスカレートし、ついに捕まった犯人は、同級生だった―。 その日から、何かがわからなくなった。 ぼくもいつか「キレて」しまうんだろうか? 家族や友だち、好きになった女子への思いに揺られながら 成長する少年のリアルな日常。 *116冊目 12月13日 「その向こう側」 野中柊 父親のいない家で育った鈴子は、母の長年の恋人だった 敏史さんから、母と結婚することにしたと告げられた。 大好きな二人。幸せでいてほしい。 だけど、胸がざわつくのはなぜだろう。 大学3年生の鈴子は東京の実家を出て、横浜の古い洋館に 部屋を借りて暮し始める。 洋館のオーナー・真希子さんは、美人でミステリアスな大人の 女性だが…初夏から秋へ。季節とともに揺れ動く心を繊細に描いた物語。 *117冊目 12月17日 「美丘」 石田衣良 美丘、きみは覚えているだろうか。 ぼくときみがいっしょに暮らしはじめた八月。 あの夏の光と夜のやさしさを―。残された命を見つめ、 限りある生を全力が走り抜けた美丘。 彼女が生きたことの証として最期を見届ける太一。 奇跡のラストシーンに向かって魂を燃焼しつくした 恋人たちを描く、号泣の物語。 *118冊目 12月21日 「ゲームの名は誘拐」 東野圭吾 敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城に プロジェクトを潰された。 葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。 "ゲームの達人"を自称する葛城に、二人はプライドを かけた勝負を挑む。 娘を人質にした狂言誘拐。携帯電話、インターネットを駆使し、 身代金三億円の奪取を狙う。 犯人側の視点のみで描く、鮮烈なノンストップ・ミステリー。 |